代表挨拶

人間は、心持ちひとつ。
故松下幸之助氏が、ものの見方一つで人間は対極を逆転できる心を得られると説いたものであり、心の涵養が進んだ同氏ならではの言葉です。そうはいっても、現実の世界で、日々生ずる難題・課題を前に不安を払拭しきれず、一刻も早く解決したいと願うのはいつの世も変わらず、そのような時こそ、クライアントの皆さまには、勇気をもって法の力に頼っていただきたいと考えております。何が正しいのか、どのような手を打てばよいのか、迷いあぐねているときに、法の知恵一つで、目の前の方のものの見方が変わった瞬間を、弊職は何度も目の当たりにしてまいりました。

そうした瞬間により多く接したいと、2023年7月、多様な業界が交錯する神田小川町で、当事務所を開設いたしました。初心にもとづき、当事務所は、クライアントの皆さまが直面する日々の法律問題に、より身近に、よりタイムリーに相談できる法律アドバイザーとして、皆さまと共に対峙しつつ、法の力を基盤にした最適を導き出してまいりたいと考えております。

弊職は、これまで約20年にわたり、国内・海外の案件で弁護士として研鑽を積み、国際取引契約、海外組織再編、創業家の事業承継の案件に精力的に取り組んでまいりました。グローバル化と共に昨今のデータドリブンの情勢を受け、プライバシー法、個人情報保護法をはじめ、IoTやAIに関する法規制調査など、海外で事業を展開するために必要な法的側面からの支援、またはそのような事業遂行に伴い生じたトラブルの解決についても、大変多くのご相談を承り、解決に従事してまいりました。

さらに、現在でも、海外各国において信頼できる弁護士とのネットワークを構築しておりますので、国際案件には間違いなく強みを発揮できると自負しております。前職の経歴から、会計士、税理士、行政書士、コンサルタントとの交流も多く、ご依頼の内容に応じて必要な提携を迅速に可能にする体制を整えております。

法の力によって、クライアントの皆さまがご自身で構想した目標(ゴール)を達成し、また、次のフェーズに向かって大きく歩を進める様子を拝見するのは、弁護士として、いつでも、大きな喜びです。さらなる研鑽を積んで、皆さまをお迎えしたいと存じます。

岡かおりFORTUNA法律事務所

代表弁護士 岡 香里

岡香里

事務所名の由来

fortune

岡かおりFORTUNA法律事務所のFORTUNA(フォータナ)とは、ラテン語で幸運や勝負運(ツキ)を意味します。

ご依頼者さまによっては、解決したい問題を抱えているのに、いざ弁護士に相談するとなると、敷居が高いとお感じになるのか、または、重箱の隅をつつくような助言をされることを懸念されるのか、二の足を踏まれる方も多いようです。ただ、漠然とした不安に囚われてネットなどで解決法を探ってみたりしながらも確たる自信を得られず、未解決のままの状態でなんとなく放置してしまった結果、解決までの道のりが非常に長くなったり、難しくなったりしてしまう場合があることも事実でございます。

Fortes fortuna adiuvat.(幸運は、勇者に味方する。)
依頼者の皆さまが、法の力を借りる勇気をもってくださいますように。そして、当事務所も、皆さまにとって、依頼してよかったと思っていただけるような、幸運の事務所となりますように。
その願いを込めて、事務所名にはFORTUNAの名前を冠しました。

当事務所としても、その名にふさわしいリーガル・サービスを提供して参りたいと存じます。

所属弁護士紹介

略歴

1996
私立桜蔭高等学校卒業
2002
東京大学法学部卒業(1999年、外務公務員採用I種試験論文筆記試験合格)
2004
司法試験合格
2006
弁護士登録
2006
ビンガム・坂井・三村・相澤法律事務所(外国法共同事業)
2010
岩田合同法律事務所(2015年、パートナー)
2014
香港国際仲裁裁判所出向
2014
Steptoe & Johnson LLP(ワシントンDC)出向
2015
Baker & Miller PLLC(ワシントンDC)出向
2016
DT弁護士法人(デロイト トーマツグループの弁護士法人)(2018年、パートナー)
2017
東証上場会社、社外取締役就任
2023
岡かおりFORTUNA法律事務所創設

所属弁護士会

第一東京弁護士会(No.34415)

言語

日本語、英語(ネイティブライク)